2006年6月4日

ニューヨーカー最新号に載っている、民間のテロリスト・ハンターRita Katzに関するリポートは、最高に面白いです。アル・カイダなどのイスラム過激派が、ふつうに公開されているウエブサイトを一部連絡用に使っているという事実自体が、非常に興味深い。それだけ欧米にはアラビア語を自由に使える人が少ないということなのでしょう。実際イスラム過激派のチャットルームやブログの検索から容疑者が逮捕された例があるというから、すごいことです。このハンターがイラクでサダムフセインに父親を殺されたユダヤ人女性というのも、因縁を感じさせます。リチャード・クラークなどが頼りにしているほか、政府機関から仕事をアウトソーシングされているというから、本格的です。やはりアメリカには面白い話がころがっています。